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皆さま、こんにちは。
今回は、韓国語の用言を名詞化する方法をお教えします。今後の文法の勉強に必要ですのでしっかり学びましょう!

日本語にはない文法なので、少し難しいかもしれません。
ぜひ、一読ください。

用言の名詞化

用言の名詞化とは?

例えば「遊ぶ」→「遊ぶこと」だったり、「生きる」→「人生」と表すことができます。


【-기】

意味:~すること、~さ
活用:すべての用言に活用できる。見る→見ること、明るい→明るさ…というように変化させる。

文章の述語を名詞のように変えて使う文法
決心や計画をメモするときや、ルールを提示するとき、ことわざの一部でも用いる

用言別 活用

品詞 原形 活用
動詞 보다 보기 (見ること)
形容詞 밝다 밝기 (明るさ)
存在詞 있다 있기 (あること)
指定詞 아니다 아니기 (違うこと)

ちなみに '보기' は「見本」や「例」「見た目」という使い方もします。


【活用例】

  • 보기 싫어요 (見たくないです)
  • 밝기 확인해 봐 (明るさ確認してみて)
  • 축복이 있기를... (祝福がありますように)
  • 꿈이 아니기를 원한다 (夢ではないことを願う)

To Do リスト活用

これから行うことをメモするときにも用います。例えば「スーパーに食材を買いに行く」→『買い出し』と書くことが出来ます。

(食材の)買い出し 장보기
お金を下す 돈찾기
郵便局へ行くこと 우체국 가기

その他 名詞化

用言に '-기' をつけて、名詞として活用している単語がたくさんあります。
下記は、一部例です。

달리기:かけっこ 줄넘기:縄跳び 멀리뛰기:走り幅跳び
듣기:聞き取り 읽기:読解 말하기:スピーキング
쓰기:書き取り 깡통차기:缶蹴り 실뜨기:あやとり

結果の証明を名詞化

これから行うことで用いる '-기' とは別に、既に起きていることや起きた事の結果を表すときの名詞化もあります。

【-(으)ㅁ】

活用:すべての用言で活用できる。子音語幹には '음' をつけ、母音語幹には 'ㅁ' をつける。ㄹ語幹は単語によって異なるので注意が必要です。

例えば…「つつましい暮らし」とか「異常がなかったことをお知らせします」というような、一括りにできるというイメージを持つといいかもしれないね

  • 조촐한
    (つつましい暮らし)
  • 이상이 없었음을 알려드립니다
    (異常がなかったことをお知らせします)

そういえば「お知らせ」は "알림" っていうね
알리다(知らせる) の名詞化なんだね

そうだね!'알림' は、
既に決まっていることを提示しますっててことだね

指定詞につけるのであれば、"공무원임을 증명할 수 있다 (公務員であることを証明できる)" というような使い方ができます。

文章の述語を名詞のように変えて使う文法
メモ・議事録・警告文・辞書などで文章を簡単にまとめるときに用いる

天気の詳細

天気の状態を名詞化すると上記のようになります。

ㄹ語幹は注意

原形 活用
살다 (生きる) (暮らし・人生)
울다 (泣く) 울음 (泣き)
놀다 (遊ぶ) 놀음 (遊び)

ㄹ語幹は、単語によって異なるため1つずつ覚える必要があります。
また、'-기' との意味の使い分けもきちんと理解しておきましょう。

'만들다(作る)' を名詞化すると、どちらも「~作り」と訳すことができます。

'만들기' は、これから作るという場合と「作り方」や「作る方法」というような工程を指すときにも用い、'만들음' は「~を作った」という結果のニュアンスのときに用います。


もう一つの名詞化

他に、用言+『이』という名詞化もあります。一つの物や形・単位として表すときに用います。

먹다→먹이
食べる→餌

…というような使い方をします。

用言 名詞化 意味
높다 높이 高さ
깊다 깊이 深さ
길다 길이 長さ

'焼く(굽다)' は、[구이] といい、少し変則的なものもあるので…この名詞化は、単語一つずつ覚えた方が早いかもしれません。

韓国語は、奥深き言語ですね…。
では、アンニョン。


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